2023年2月9日(木)掲載
娘を大学留学に送り出した父親の想い <1>
娘のえみが2022年12月11日にNZからの高校留学を終えて能古島の自宅に戻ってきました。えみは14歳の時に脳の大病を患い障がい者となり、中学3年生の12箇月をほぼほぼ九州大学病院と福岡山王病院に手術と入院滞在。退院後にもう一度、中学3年生で能古中学校に通ったため、皆よりも1年遅く中学校を卒業しました。今回、NZへは、母親(ひろえ先生)が迎えに行きました。本来であれば毎年クリスマスホリデーで年末に帰国予定でしたがコロナ禍で日本に帰国するとNZへの再渡航ができないため帰国しませんでした。ほぼ3年ぶりの再会でした。英語はネイティブレベルで人間的にも大きく成長した姿を見てつくづく行かせて良かったと思っています。能古島でリフレッシュして一昨日の2月7日、イギリスの大学留学準備のため、羽田からヒースローに向けて出発しました。
<写真の添付はありません。相変わらずのてつ先生で娘えみが2か月間帰国中に1枚の写真も撮ってませんでした。>
2021年12月29日(水)掲載
2年ぶりの冬の九重山自然教室 & 初めての4泊5日冬の九重山
12月25日から4泊5日の日程で大分県玖珠郡九重町に来ています。このCampは6年前に始めて5回目です。昨年2020年冬の自然教室は直前に緊急事態宣言が発出され中止しています。
これまでは2泊3日で2日目がスキーでしたが今回初めての4泊5日。2日目、3日目、4日目、3日間をスキーに当てました。26日から全国的な寒波でここ九重町も例外ではありませんでした。2日目から4日目の最高気温/最低気温は、-8/-15・-6/-17・-3/-11。おかげでパウダースノーの中で参加者はスキーを満喫できたようです。
最終日のランチは自分たちでトッピングしたピザ生地を石窯で焼いて頂きます。
食後のデザートは大分さつま芋「甘太くん」を枯葉を集めて作るホッカホカ焼き芋です。
2021年12月12日(日)掲載
娘を高校留学に送り出した父親の想い その後<7>
2021年(令和3年)も残り、2週間ちょっとになりました。「てつ先生のひとり言」の更新は、ほぼほぼ1年ぶりです。NZオークランドに高校留学中の娘えみは、昨年末に引き続き今年末も新型コロナの影響で帰国できません。彼女は十分すぎるほどNZの学生生活をEnjoyしていて心配するのがばかばかしくなるくらいです。長男一慎は、宮崎大学工学部を4月に卒業、本人の強い意志で大学院には進まず、糸島の久保田農園(西洋野菜農家)に就職。コロナが鎮静化すれば2年間の予定で米国と欧州に研修に行く予定です。農業もIoTを必要とする時代のようです。
てつ先生といえば、忙しく冬の能古島自然教室と九重山自然教室の準備中です。
2020年冬は緊急事態宣言発出で開催1週間前に中止しています。
写真は、昨日送られて来た、NZ留学中の娘えみですが英語のコミュニケーション力はすでに私の英語力をはるかに越えてネイティブレベルにびっくり。
郷に入ればあっという間に郷に染まるものですね。
2020年12月27日(日)掲載
娘を高校留学に送り出した父親の想い その後<6>
伊高家として初めて家族5人が揃わない年末年始になりました。宮崎の大学に通う長男は帰ってきました。末っ子はまだ小学6年生なので同居中です。長女のえみは高校1年生からNZに留学中。本来ならクリスマスホリデーで12月初めに帰国して2月の新学期まで能古島にいるはずでした。が・・・・。日本に帰国したら新型コロナ感染拡大防止の施策でNZに再入国(学生ビザ)の許可が出ないとのこと。えみに「どうする?」と聞くと「わたし帰らないから!帰りたくないから!」っと。たくましくなったなと親父としてはうれしい限りです。
2020年09月2日(水)掲載
新型コロナの中での自然教室の「あるべき姿」と「ありたい姿」
8月が終わり、日中はまだまだ猛暑ですが夜は随分と涼しくなった能古島。夏休み能古島自然教室も無事に全日程を終えることができました。2月末からの約3か月間の非常事態宣言で小学校が休校。大幅な期間短縮となった今年の夏休み。能古島青少年育成協会としても今夏の自然教室を開催か中止かで最後の最後まで悩みぬきました。最終的に開催を決めた理由がいくつかあります。そのキーワードが対策と予防です。例年は夏休み期間に12回前後の開催が夏休みの短縮で6回となったこと。そんな中で自然教室を開催したとして出来ることは何か? 徹底的に洗い出し、掘下げて、副作用の対策を練りました。昨夏までの1回あたりの定員128名を定員64名に半減。参加者同士の密を避けるため、早朝座禅や地引網体験の中止。手洗&消毒の徹底。移動時のマスクの全員着用。一般の方々との接触を避けるために宿泊先の全館貸切。朝夕食を摂るレストランの貸切。一般客と十分な距離を置いての昼食。等々。これからの日常生活でも新型コロナの中での新常態が当り前になってきます。ここまですれば完璧ということはあり得ません。しかしながらリスクに対峙して最大限の対策と確実に実施するための反復訓練を何度も行い、本番で実行することが何よりリスクを減らすことです。このことは30年ほど前にJICA青年海外協力隊員として中東のヨルダンで約3年間、活動した経験が活きています。「生水は絶対に飲むなよ」と先輩隊員から言われていたのに現地での生活に慣れた2年ほどたった時に生水を飲んでしまいアメーバ赤痢になりました。数日間、下痢と高熱と嘔吐にさらされました。油断すると痛い目に合う。今では笑いながら話せますが二度としたくはない経験です。今夏は新型コロナだけでなく、連日続いた猛暑対策対応もしっかりとでき、熱中症になる子もいませんでした。今夏335名の子たちとの経験と活動の中で洗い出された問題点を秋の自然教室、冬の自然教室の活動に徹底的に落し込んで楽しい活動に繋げます。絶対はありませんが・・・・・ 努力をしても報われないことは星の数ほどあります。でも努力をせずに報われることは何一つないことを肝に銘じながらも少しずつ前進していきます。
2020年06月5日(金)掲載
娘を高校留学に送り出した父親の想い その後<5>
ニュージーランドは、ロックダウンが解除されて5月18日からは、すべての学校が通常通りの授業で再開されています。これから冬に向かうニュージーランド オークランドでの高校留学2年生をEnjoyしているようです。ロックダウン中も安心でしたが普通の生活に戻ったことでさらに安心しています。一昨日まで13日間の新規感染者はゼロ。現在中院治療中の感染者(重症)もゼロです。
2020年05月6日(水)掲載
てつ先生のいち日
てつ先生の長男は21歳、宮崎でアパート暮らしをしながら大学に通っています。長女は18歳、ホストファミリーのお宅にホームステイをしながらニュージーランド オークランド市の女子高校に昨年から通っています。が二人ともコロナウイルス感染予防で自宅待機中です。能古島には、てつ先生と奥さんのひろえ先生と末っ子で小学6年生の息子(たく)3人で暮らしています。てつ先生は毎朝4時頃に起きます。起きなければいけない理由はありませんが目覚まし時計もセットしてないのになぜか目が覚めてしまいます。(歳をとると皆そうなります)起きたらすぐに自分が寝ていたお布団を畳んで片付けて着替えをして熱い日本茶を飲みます。しっかりと目が覚めたところで朝食までの3時間、パソコンで仕事です。だれもいないので集中してできます。6時半くらいに奥さんが起きてきます。そして最後に小学6年生のたくが起きてきます。大体7時か7時半くらいです。たくは、朝ご飯をさっさと食べたら「いってきま~す」と家を出て能古島のみかん農家さんのところにいまが最盛期の甘夏みかん収穫のお手伝いに出かけます。足手まといだろうと思っていたら農家さんは本当に助かっているようです。15kgの甘夏が入るコンテナを二段重ねで涼しい顔で運んでいるようです。帰ってくるのは夜の8時頃です。小学校が休校になってホームワークの教材を学校から送っていただいていますが残念ながらたくは、ほとんど手を付けていません。てつ先生も奥さんのひろえ先生もそれでいいと思っています。「学校の先生すいません。」どんな時も活きる力を身に着けてほしいと思っています。コロナウイルスは誰のせいでも誰の責任でもないと思っています。イライラしているのは自分だけではなく、悲しいくつらく苦しいのも自分だけではありません。
てつ先生からのひとこと
朝の来ない窓はありません。陽の登らない街もありません。
元気なみんなと思いっきり活動できるときをインストラクターの先生たちと楽しみにしています。
2020年04月26日(日)掲載
娘を高校留学に送り出した父親の想い その後<4>
3月26日からはじまったレベル4の最高ランクのロックダウン。ライフラインを除くほぼすべての機能がストップしてから1カ月が経過したニュージーランド。グラフのように劇的に新たな感染者の数が減ってきています。きょうから2日後の4月28日にロックダウンをレベル3にするとアンダーソン首相が決定しました。首相の素晴らしいリーダーシップがNZ国民を一枚岩にしていると感じ取れます。5月11日には状況によってはレベル2にするかの判断をするようです。レベル4のロックダウン中は、散歩程度の外出と食料品等の買い出しのみに制限されています。娘が通う高校はオンライン授業がきめ細かく行われ、自宅で授業を受けています。また時間に余裕があるので娘えみは週2回、2時間ずつのオンラインで英語のプライベートレッスンもお願いしています。おかげでストレスもほとんど溜めることなく、ホストファミリーとフェースペイントなどをしたりとそれなりに楽しんでいます。親としても安心です。
2020年04月19日(日)掲載
娘を高校留学に送り出した父親の想い その後<3>
コロナウイルス対策でいち早い対応のニュージーランド(NZ)に敬意を表します。3月末にすべての国境を閉鎖したアンダーソン首相の決断にも素晴らしいことと思います。4月2日から日本郵便国際宅配便(EMS)の受付が中止されるニュースがNHKから飛び込んできました。娘のえみはNZですでに外出禁止中なので安心でしたが中止になる前の4月1日に日本郵便EMSで日本食やお菓子などを送ってみました。翌日にはクロネコ国際便でも同じように同じものを送り、同日にDHLでも送ってみました。全部届くことを楽しみでしたがまず、3日後に日本郵便から荷物が返されてきました。届けることが不可能という理由でした。クロネコ国際便は、中国深センからシンガポールに送られて一週間、現在も保留中です。最後にDHLですが香港を経由して5日間で娘の手元に届きました。DHLは自社で貨物輸送用の航空機を数多く保有しているところが他社と違うんでしょうね。海外に留学されているお子さんに何かを送り時の参考にされたらと思います。ちなみに料金は日本郵便が一番安かったのですが届かないことを鑑みたらNGですね。平常時であればクロネコ国際便でも日本郵便(EMS)で大丈夫です。
2020年04月14日(火)掲載
娘を高校留学に送り出した父親の想い その後<2>
昨年12月にクリスマス休暇で一時帰国して1月末に新学期の為にNZに再渡航しました。2月から高校2年生として授業が始まってすぐにコロナウイルスの為、学校が休校になりほどなく、NZ全土に外出禁止令が出されました。本人は退屈のようですが近所の散歩やスーパーマーケットでのお買い物は許されています。NZのコロナウイルスの新規感染者は大幅な減少となっているので効果があるようです。現在レベル4ですがもうすぐレベル3になるようです。家からできるだけでないことと外で人と接触しないことが必要です。
2019年08月31日(土)掲載
娘を高校留学に送り出した父親の想い その後<1>
16歳の娘を今年4月にNZのオークランドに高校留学で送り出して4か月が経ちました。現地での学校生活にも慣れEnjoyしているようです。最初のホストファミリーとはしっくりいかなかったことから3か月目にホームステイ先を替えてもらいましたが学校側もエージェントもすぐに対処いただき感謝です。新しいホストファミリーには、4歳のお子さんもいてえみと同じ高校の同級生でタイ王国からの留学生もいてとても賑やかで充実しているようです。NZは冬、真っ只中で風邪を引いたりもしているようですが楽しく過ごしているようで父親としても安心しています。
2019年05月05日(日)掲載
娘を高校留学に送り出した父親の想い。
今年の4月から高校1年生の娘えみがニュージーランドのオークランドに高校留学に出発してもうすぐ1ヶ月になります。小学生の時にEnglish Camp in Nokonoshimaに何度か参加してEnglish Camp in Guamへとステップアップしていきました。高校受験を迎える昨年の夏に「受験はどうする」と尋ねると娘は「海外留学で英語力を身につけたい。」とのこと。「高校の国際科に入って1年ほど留学してもいいよ」と話し、昨年の10月に母親と一緒にニュージーランドのオークランドに2週間行って語学学校に通いながら娘に適した高校を5校ほど訪問して帰国しました。帰国しての開口一番、「3年間行きたい」と。親もビックリです。もちろん、娘の積極性もですが3年間の留学費用もです。貯金を取り崩してこれから私が頑張れば大丈夫かな?っていう想いと40年前の自分には、考えることもできないことを娘が実現することに応援しようとなりました。結局、日本の高校受験はせずにニュージーランド オークランドの高校に4月に入学しました。現地の高校を5校ほど見学する段取りから高校留学するまでの日本で行う留学ビザの取得から準備、留学先の高校との調整やホームステイ先とのもろもろを現地で活動するの日本人女性エージェント(NZ留学サポート会社)がすべて完璧にやっていただいたことも両親としても安心できました。
今は、母親とLINEのテレビ電話で毎日のように話す言葉も英語です。まだまだ1ヶ月足らずですが行かせて良かったと思っています。内向きにならず世界に目を向けて旅立った15歳の娘に父親としてエールを送ります。